Bitunixからの出金 — 国内取引所への着金まで実測した記録

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海外取引所で本当に知りたいのは、結局「入れた金がちゃんと出てくるのか」の一点だと思います。 そこで筆者は BitunixPR から実際に約1,000 USDT を出金し、 自分のウォレットを経由して国内取引所(bitbank)に着金するまでを通してみました。 結論から言うと、Bitunix側の出金は約5分で着金し、拍子抜けするほど普通に終わりました。 以下、かかった時間と手数料、そして唯一つまずいた bitbank 側の承認フローまで、順に書いていきます。

検証したルートと結果

区間 通貨 / ネットワーク 所要時間 手数料 結果
Bitunix → Rabby USDT / Arbitrum 約5分 1.00 USDT 成功
Rabby 内スワップ USDT → DAI(CoW Swap) — — 実施
Rabby → bitbank DAI(スワップ後) 5分以内 — 成功

検証日 2026-07-31 / 金額は約1,000 USDT相当(プライバシー保護のため概数表記)。 取引の生TXIDは公開せず、SHA-256コミットメントのみを記録しています(運営者情報参照)。

なぜウォレットを経由するのか

筆者は海外取引所から国内取引所へ直接送金はせず、必ず自分のウォレットを間に挟みます (Bitunix → ウォレット → 国内取引所)。国内取引所は海外取引所からの直接着金への対応が まちまちで、最悪の場合は着金が長期保留になるからです。遠回りに見えますが、 トラブルの芽を最初から潰せるのでこのルートしか使っていません。 ひとつ注意点があって、Rabby のような EVM 系専用ウォレットを挟む場合、 TRON(TRC20)や XRP はこのルートに乗せられません。

区間1: Bitunix → ウォレット(約5分で着金)

USDT を Arbitrum で出金しました。申請から着金まで実測で約5分、 手数料は 1.00 USDT。Ethereum メインネットだと手数料が跳ねるので、対応しているなら Arbitrum のような L2 を選ぶほうが安く済みます。 ひとつだけ絶対に守ってほしいのは、出金画面で選ぶネットワークと受取側のネットワークを 一致させることです。ここを間違えると資金はまず戻りません。

なお筆者はこの時点で KYC(本人確認)を済ませていませんでした。それでも出金は普通に通っています (KYC未完了アカウントで出金可能(実績あり)。24時間の出金上限はセキュリティ設定の段階で決まり、メール認証のみの状態では 10,000 USDT の表示)。

Bitunixの出金画面。On-chain withdrawalとInternal transferのタブ、24時間出金上限10,000 USDTの表示が見える
出金画面(USDT)。24時間出金上限 10,000 USDT の表示(セキュリティ設定がメール認証のみの状態)。筆者のアカウント画面(2026-07-31撮影)。

ネットワークを変えると手数料はどう変わるか

出金画面でネットワークの選択欄を開くと、それぞれの手数料と最低出金額が並びます。 USDT出金の手数料はネットワーク別に Arbitrum One 0.75 USDT / Tron(TRC-20) 1 USDT / Ethereum(ERC-20) 1 USDT、最低出金額はいずれも 2 USDT。 最低額が小さいので、少額のテスト出金を先に通すという進め方が実際に取れます。 所要時間の欄はどれも「--」で、目安表示はありませんでした。 通貨×チェーン別の全一覧は公式ヘルプの手数料表にあります。ただし公式自身が「実際の手数料は出金画面の表示が正」と明記しているので、 最後は画面で確認してください。

ひとつ書いておきたいことがあります。筆者が実際に出金した2026年7月31日、 Arbitrum の手数料は 1.00 USDT でした。ところが同じ画面を8月5日に開くと 0.75 USDT に変わっています。 いつ・なぜ変わったのかは分かりませんし、これが恒久的なのかも確認できていません。 手数料は動くものだと考えて、出金する前にその場の画面で確かめてください。

Bitunixの出金画面でUSDTのネットワーク選択を展開した状態。Arbitrum One・Tron(TRC-20)・Ethereum(ERC-20)の手数料と最低出金額が表示されている
出金画面のネットワーク一覧(USDT)。Arbitrum 0.75 USDT / Tron 1 USDT / Ethereum 1 USDT、最低出金額はいずれも2 USDT。筆者のアカウント画面(2026-08-05撮影)。

1回きりのまぐれではないのか

もっともな疑問だと思います。そこで口座の出金履歴も載せておきます。 今回の検証より前、2026年5〜6月にも7件の出金があり、すべて Sent(送金完了)で並んでいます。 失敗も保留も1件もありません。今回の分と合わせて8件以上、いまのところ全勝です。 もちろんこれは筆者の口座での話で、将来を保証するものではありませんが、 「たまたま1回通っただけ」ではないことは履歴が示してくれます。

Bitunixの出金履歴画面。2026年5月から6月の7件のオンチェーン出金がすべてSentステータスで並ぶ
出金履歴(2026-05-04〜06-29)。7件すべて Sent。アドレス・TXIDは画面上非表示・金額は部分表示。筆者のアカウント画面(2026-07-31撮影)。

区間2: ウォレット → bitbank(ここで一度つまずいた)

bitbank が受け取れる通貨に合わせるため、ウォレット上で USDT を DAI に スワップしてから送りました(CoW Swap 利用)。送付から着金までは5分以内で、 送付時にトラベルルール関連の申告画面は出ませんでした。

唯一つまずいたのがこの後です。bitbank 側で着金が「保留」のような表示のまま進まず、 調べてみると送付元ウォレットのラベル登録を済ませないと承認されないフローでした (外部ウォレットからの着金時、bitbank側で送付元ウォレットのラベル登録が必要(着金承認フロー))。 知らないと「資金が消えたのでは」と焦る場面ですが、bitbank の入金履歴から登録すれば通ります。 同じルートを使う方は、ここだけ覚えておくと慌てずに済みます。

よくある質問

出金にはどのくらい時間がかかりますか?
筆者の実測では、USDT を Arbitrum で出金して申請から着金まで約5分でした(2026-07-31)。出金画面に目安時間の表示はないので、この実測値が手がかりになります。
最低出金額と手数料はいくらですか?
USDT の場合、最低出金額は 2 USDT。手数料は Arbitrum 0.75 USDT / Tron 1 USDT / Ethereum 1 USDT でした(2026-08-05の画面表示)。筆者が7月に払った額とは違っており、料率は変わります。出す前に出金画面で確認してください。
bitbank や GMOコインなど国内取引所へ直接送金できますか?
筆者は直接送金はせず、必ず自分のウォレットを経由しています(Bitunix → Rabby → bitbank で実測済み)。国内取引所は海外取引所からの直接着金への対応がまちまちで、bitbank では送付元ウォレットのラベル登録も必要でした。
本人確認(KYC)なしで出金できますか?
筆者は KYC 未完了のまま約1,000 USDT の出金に成功しています(2026-07-31)。24時間の出金上限はセキュリティ設定の段階で決まり、筆者の口座(メール認証のみ)では 10,000 USDT、Google Authenticator を設定すると 500,000 USDT の表示です(筆者は引き上げまでは試していません)。詳しくは本人確認の記事へ。
出金が反映されないときは?
まず約5分(実測値)を過ぎているか、24時間上限に達していないか、ネットワークの選択が受取側と一致しているかを確認してください。切り分け手順は困ったときにまとめています。

次の一手

これから試す方は、最初は必ず少額のテスト出金から始めてください。筆者も1,000 USDT を動かす前に 同じルートを少額で通しています。出金が遅い・反映されないときの切り分けは 困ったときに、利益が出たときの税金と取引履歴の残し方は 別記事にまとめました。